SBI証券のNISAから楽天証券のつみたてNISAに変更

今回は手続きについて記載します。

SBI証券のNISA口座を楽天証券のつみたてNISA口座に変更することにした私の経緯についてはこちらで説明していますので、気になった方は見てみてください。

NISA口座開設済みのSBI証券でする手続きと新たにつみたてNISA口座を開設する楽天証券での手続きがあります。

資料送付のやりとりで時間を要するところがあるのでスムーズにできるような順番でご紹介します。

１．楽天証券からNISAスターターキットを取り寄せる

楽天証券のNISA口座開設のページよりNISA口座の申し込みを行います。

楽天証券の口座自体を開設しておらず、楽天証券の開設＋NISA口座の開設が必要な方は、「総合口座・NISA口座同時申込み」から申し込みを行います。

申し込みを行うと楽天証券からNISAスターターキットが送付されてきます。

届いたら次の出番まで保管しておいてください。（おそらくSBI証券側の資料待ちの状態になります。）

２．SBI証券に電話して「金融商品取引業者等変更届出書」を取り寄せる

SBI証券に電話して「金融商品取引業者等変更届出書」を取り寄せます。

電話でしか取り寄せができないので、平日の営業時間中に対応しなければいけませんが、早めに行っておきましょう。

たらこ

NISA口座を他の金融機関に変更したいです。

とお伝えすればOKです。私は特に理由等は聞かれず必要書類を送付いただけました。

ここでは楽天証券側に提出が必要な「勘定廃止通知書」が送付されてくるのではなく、「勘定廃止通知書」を入手するための書類が送られてくるので、必要事項を記載して返送します。

３．SBI証券の「勘定廃止通知書」を取り寄せる

２．で入手した「金融商品取引業者等変更届書」を返送すると「勘定廃止通知書」が送付されてきているはずです。

手元に「勘定廃止通知書」があることを確認します。

４．楽天証券のNISAスターターキットの書類を返送する

１．で楽天証券から入手したNISAスターターキットと３．のSBI証券から入手した「勘定廃止通知書」を手元に準備します。

NISAスターターキットに記載されていますが、必要事項を記載して以下を返送します。

①NISA口座開設届出書（非課税口座簡易開設届出書 兼 非課税口座開設届出書）
②SBI証券から入手した「勘定廃止通知書」
③マイナンバー通知届出書※同封されていなければ楽天証券に提出済みのため不要

これで手続きは完了です。

楽天証券からNISA口座の開設完了通知が来るまで待ちましょう。

５．手続きでの注意事項

手続きに関して何点か注意事項があります。

NISA口座の変更のイメージを以下に表します。

〇の箇所についても、変更したいNISA口座の対象年のNISA枠が使用されていないことが前提となります。

１月～９月にNISA口座を変更するときは、NISA口座が積立の設定などでNISA口座が既に使用されている！！なんてことが起きないように注意しましょう。

手続きにはおよそ１か月程度かかることも踏まえて、早めに取り掛かる方が良いです。

楽天証券の積み立てNISAの購入をクレジットカード購入で行う場合、毎月１日が積立指定日になります。

そのため、毎月１２日に申し込みの締め切りがあり、翌月からの積み立て開始となります。

つまり、積み立てNISA枠の開始である1月から積み立てを開始したければ、12月12日までにNISA口座の変更手続きの完了とクレジットカードでの積み立て設定を完了しておかないといけません。

たらこ

私は12月後半に資料取り寄せ等の手続きを始めて、翌年分のNISA口座変更を行ったので、1月のつみたてNISAの積み立て設定の開始には間に合いませんでした～

1月分の購入は逃しましたが、つみたてNISA枠を使い切る方法としては増額設定などの手段もあるので、まあいいかなという感じです。

また、金融機関を変更した場合、今までSBI証券で購入していたNISA口座での投資信託や株は楽天証券にもっていくことはできないので、SBI証券で売買するなりしましょう。NISA口座のロールオーバーはできなくなるので、５年間のNISA枠の終了のタイミングでは売却するか特定口座に引き継ぐかになると思います。

参考になれば嬉しいです。

たらこ