NISA口座の非課税期間5年が経過した後の出口戦略をどうするかを以前検討しました。
そのときに考えた私のルールで、特定口座で株価が少し下がったタイミングで購入、株価が上がって利益が出たタイミングでNISA口座の株を売却を一部進めています。
(以前の記事はこちら)
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【一般NISA】非課税期間終了後の出口戦略が難しい
一般NISA口座(ニーサ/少額投資非課税制度)は2014年1月からスタートしました。導入当初から運用を始めた方は一旦は非課税期間が終了しています。 みなさん本当に出口戦略をどうしたんだろう、本当に悩ま ...
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そのときにふと思ったのが、株主優待で長期保有していると継続保有優遇がある場合、NISA口座から課税口座への移管時や特定口座購入+NISA口座売却では保有期間ってどうなるのかなという疑問が出てきたので、私なりに調べた結果をまとめてみたいと思います。
長期保有の判断は何で行われるのか
長期保有は「株式番号」を判断のキーとして、基準日に同じ株主番号で保有している期間を管理しているとのことです。
株主番号は株主になると割り振られる番号で、権利日に株式を保有しているかで権利の有無が判断されます。
株主番号は同一住所・同一氏名で判断されるため、住所変更や氏名変更があった場合、変更となる可能性があるとのこと。
株主番号の変更タイミング
株主番号の変更タイミングの可能性としては以下が挙げられるとのこと。
- 全株を売却した場合
- 貸株サービスを利用している場合
- 氏名変更や住所変更があった場合(結婚や相続等)
可能性の話であり、全株を一旦売却しても権利日から権利日の間で、全株売却→購入とした場合には変わらないこともあるとか。(ただし、権利日の他に株式保有を確認する名寄せが行われてチェックが行われた場合もあるとか。)
このあたりのタイミングを図るのは難しい感じですね。
氏名変更や住所変更があった場合についても株主番号が変更となる可能性があるとのことは記載されていましたが、企業によってはその場合には申し出があり調査した結果、保有の継続が確認できれば株主優待を考慮してもらえることがホームページに記載されていることがあるので、気になる方はチェックしてみてください。
私のNISA口座からの出口戦略での結論
上記の株主番号の変更タイミングに加え、私が気になったポイントは一般NISA口座からの出口戦略で発生しうる以下のパターンでの、株主番号の変更があるか否か。
- NISA口座から課税口座に移管(自動移管)した場合
- NISA口座で株式を保有→特定口座で同株式を購入→NISA口座の株式を売却した場合
結果としては、いずれの場合も株主番号は変更されないという理解です。
②での注意は、NISA口座の株式保有と特定口座での株式保有の間で間違っても全株売却しちゃった期間を作らないことかな、と思っています。
さいごに
私の一般NISA口座からの出口戦略として、NISA口座から課税口座に移管(自動移管)ではなく、どちらかというと、株価が下がったタイミングで特定口座で株式を購入してから、良きタイミングでNISA口座の株式を売却するという方法なので(このときに可能な限り特定口座で購入した株価よりNISA口座売却の株価が高くなるようにしたい。)、この方法によって継続保有優遇が受けられないようになったら残念だな~ということで調べてみました。
結論としては、私は自分の出口戦略のとおり進めて問題ない!との判断なので、今までどおり進めていきます。最終結果として株主番号が変わっちゃったわーなんてことがあればまた記事にて報告しますね!笑ってやってください。
投資は自己責任でお願いいたします。